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2013年5月2日木曜日

お父さんとの思い出

お父さんは初孫の私の長男をとても可愛がった。

長男がまだ1才くらいのころ、散歩に連れて行き、途中で長男が眠くなり
昼寝をしはじめ、公園のベンチで長男をずっと抱いて日陰のベンチに座っていた。
何時間も。

私は夏だったので心配になって、公園に探しに行き、お父さんを見つけて、
こんな暑い日にずっと外にいるなんてと怒った。

お父さんは日陰だから大丈夫だと言っていたっけ。

今にして思うと、お父さんは長男を愛おしくずっと抱いていたかったのだろう。
そして、幸せな時間を過ごしていたんだろう。

なのに、怒ってごめんね。

今もお父さんが長男を抱いてベンチに座っている姿が忘れられない。